日本茶講座|日本茶をもっとおいしく、もっと楽しく

日本人にとって身近な存在である日本茶。
けれども、少し掘り下げてみると、そこには驚くほど繊細で奥深い世界が広がっています。

お茶の種類によって味わいが異なり、さらに淹れ方ひとつでも風味は大きく変わります。
とはいえ、難しく考える必要はありません。
特別な茶道具がなくても、ほんの少しのコツと心づかいで、
いつものお茶がぐっとおいしくなります。

最近では「健康」や「美容」に注目が集まり、
日本茶の持つチカラが改めて見直されています。
この機会に、ぜひ日々の暮らしの中に日本茶を取り入れてみませんか?

 

おいしいお茶の淹れ方(5ステップ)

① 茶葉を用意する

3〜4人分であれば、大さじ山盛り2杯(約10g)が目安です。
ひとり分でも、最低でも大さじ1杯ほどの茶葉を使うとしっかりとした味わいになります。

② お湯を適温に冷ます

一度お湯を茶碗に注ぐことで、温度を下げると同時に茶碗を温めることができます。
お茶の旨味をしっかり引き出すために、急須に注ぐときのお湯は熱すぎないようにしましょう。

③ お湯を急須へ

1〜2分ほどお湯を置いてから急須に注ぐと、
お湯の温度がちょうど良い加減に下がります。

④ 蒸らす

急須の蓋をして、そのまま約1分ほど待ちます。
お茶は最初に出る部分が薄く、後半になるほど濃くなります。
均等な味わいになるように、少しずつ交互に注ぎ分けるのがコツです。
最後の一滴には旨味が詰まっているので、しっかり注ぎきりましょう。

⑤ 一度に三煎目まで淹れる

茶の葉堂のお茶は三煎目までおいしくいただけます。
ただし、一煎目を淹れたまま時間を置くと、茶葉が蒸れてしまい味が落ちてしまいます。
できるだけ続けて三煎目まで淹れると、冷めても風味豊かに楽しめます。

日本茶の種類と特徴

玉露(Gyokuro)

最適温度:約50〜60℃
まろやかでとろりとした口当たり、ふくよかな甘みが特徴の日本茶の最高峰。
収穫前の数週間、覆いをかけて育てることで、甘みとうまみが凝縮されます。
少量の茶葉で丁寧に淹れると、贅沢な香りと深い旨味が味わえます。

煎茶(Sencha)

最適温度:約70〜80℃
最もポピュラーな日本茶。
茶の葉堂の煎茶は、さわやかな香りとやわらかな甘みのバランスが魅力です。
70℃ほどの少し低めの温度で淹れると、まろやかな旨味がより引き立ちます。

深蒸し煎茶(Fukamushi-sencha)

最適温度:約80℃
通常の煎茶よりも長く蒸すことで、渋みを抑え、濃厚な味と鮮やかな色を引き出します。
細かい茶葉がとろみのある口当たりを生み、初心者でも失敗しにくいお茶です。
抽出時間は短め(約30秒)で十分。

粉茶(Konacha)

最適温度:約80℃
お寿司屋さんでよく出される「アガリ」に使われるお茶。
濃厚でキリッとした味わいが特徴で、食後のお口直しにもぴったり。
急須なしでも手軽に淹れられ、コクのある一煎目をすぐに楽しめます。

玄米茶(Genmaicha)

最適温度:約90℃
炒った玄米をブレンドした香ばしいお茶。
あっさりとした飲み口と独特の香ばしさが人気で、特に女性にファンが多いお茶です。
お湯を直接注ぎ、30秒ほど蒸らすだけで簡単に淹れられます。

焙じ茶(Houjicha)

最適温度:約90℃
香ばしい香りが立ちのぼる焙じ茶。
カフェインが少なく、子どもから高齢の方まで安心して飲めるお茶です。
すっきりとした後味で、食後のお茶としてもおすすめです。
急須に直接お湯を注ぎ、30秒ほどで淹れましょう。